2021-05-09から1日間の記事一覧
【東山町史 95-122】 東山町内の領主(館主)と諸士 (貞綱)葛西氏没落の後は、寺沢館を出て民間に下り、松川でその晩年を過ごした。 (松川)葛西氏滅亡後は、伊達政宗に知行20貫は召し上げられ、民間に降り松川村肝入役を務めた。 (信光)葛西家滅亡のた…
畑屋敷安部家の系図は、2代から12代までは、「磐井郡東山南方赤生津村代数有之御百姓書出」、百姓名簿を掲載した岩手県史4、岩手県姓名辞典(390頁)により掲載と一致しており、13代からは戸籍により証明されている。しかしながら、初代は、他地域から赤生津…
系図に「4代 畑屋敷 安部将監 山神権現造立」とある。分家の安部万王氏宅の裏にある。「大任命」を祭神とし、別当「安部夘助」、9月12日祭日とある。 【生母教育史】 【当調査】他地域では、山の神をも切支丹崇拝の対象としている例もある。当地域ではきいた…
奥本殿の月山神社には、男二子と、女二子神社「子安観音」がある。泰衡夫人が、中尊寺僧にお願いして勧請したと伝える。女二子には子安観音があり、中腹の山中とはいえ、参拝者が絶つことはない。 【生母教育史】祭日は4月29日 【当調査】他地域では、子安観…
畑屋敷から南に1.5㎞には、天台大師の12世紀石像があります。慈覚大師円仁は天台宗を東北に広め、黒石寺再興や中尊寺などにも関わりました。白鳥舘の対岸であり、なぜこの地に安置されたのでしょうか。黒石寺の慈覚大師円仁像は木造で寺に安置されています。…
畑屋敷安部家の稲荷大明神の木札裏には、安政2年(1855)9月15日が読み取れる。明治に入る13年前のことで、13代安部専蔵のころである。年齢は戸籍生年による。 13代 安部専蔵 48歳 14代 安部幸治 31歳 15代 安部四郎兵衛 9歳