赤生津・安部氏の出自を尋ねて

外史による新たな前九年合戦(1051年)伝説発掘と、白鳥舘の安倍頼時七男「比与鳥七郎」その妻「列女」を顕彰する

初代安部肥前が住む「伊澤白鳥邑午類之舘」の「牛類」とは北上川の水制のことか?

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コトバンク 世界大百科事典第2版】

うしるい【牛類

河川における水制一種。日本独特のもので,その起源奈良時代にさかのぼることができる。基本的には,杭状の部材三角錐あるいは方錐体状に組んだもので,その形があたかも2本の角をもっているように見えることからこの名がある。牛枠聖牛(せいぎゆう)(ひじりうしとも),猪子(いのこ)など多数の種類がある(図)。河床砂利や石などから成り,杭などを打ち込むことがむずかしい扇状地河川に主として設置され,流されるのを防ぐため,竹や鉄線で細長く編んだに石をつめたもの(蛇籠という)などを重石として用いる。