赤荻下屋敷阿部家にきく
安部外記之助の妻が赤荻の宮田城の出身であるという。外記之介の前の代は不明であるという。
大石喜清氏にきく
白鳥少輔一族との婚姻関係はあっても、大石家が白鳥氏ではない。白鳥氏は行方知れず。安部になったはなしもきいたことはない。
当調査
安部外記之助が白鳥である史料はない。赤荻安部が一時的に、葛西家臣として赤生津東館にいたのではなく、白鳥舘にもともといたのではないか。という推測である。
赤荻下屋敷阿部家には、外記之助が使用したといわれる鎧がある。最近補修したため原型と一部違う。葛西没落まで家臣であったことから、奥州仕置きから以前に使用されたものではないか。近代まで槍などもあったという。
▼赤荻下袋屋敷の鎧。外記之助などが使用したものと思われる。