赤生津・安部氏の出自を尋ねて

外史による新たな前九年合戦(1051年)伝説発掘と、白鳥舘の安倍頼時七男「比与鳥七郎」その妻「列女」を顕彰する

2021-06-27から1日間の記事一覧

第7報 葛西家臣安部小次郎と赤生津安部初代が同一人物であることの再検証(追加訂正)

【概要】 古代末期、陸奥国北部に威勢を振るった在地豪族に安倍氏がある。11世紀半ばの頼時は「六箇郡之司」と呼ばれ、衣川関を本拠とし、胆沢・江刺・和賀・稗貫・紫波・岩手のいわゆる奥六郡を事実上支配した。前九年合戦で源頼義の攻撃を受け、安倍氏一族…

安部小次郎感状

【生母教育史】 この度、気仙出陣の処、その方雄略をもって悉(ことごと)く勝利を得、大慶の至りである。之に依り賞として磐井郡黄海村にて、五千苅宛行(あてが)うものである。仍って感状件(くだん)の如し。 天正16年6月7日 晴信(黒印)

地方史に見られない「牛類之舘」。白鳥牛類の館「牛類(水制)」は、現代のテトラポット(消波ブロック)か

▼白鳥舘の西の船着き場には、波除のためテトラポット(消波ブロック)のような水制が3本見られる。 ▼対岸の赤生津川には、水制用の杭と思われるものがある。 ▼これはイメージ。聖牛工 【聖牛工】 牛は、棟木の長さにより、「大聖牛」、「中聖牛」等に分類さ…