赤生津・安部氏の出自を尋ねて

外史による新たな前九年合戦(1051年)伝説発掘と、白鳥舘の安倍頼時七男「比与鳥七郎」その妻「列女」を顕彰する

赤生津地内に八町の耕地を拝領した?安部小次郎

岩手県史4】

寛永19年(1642)検地帳によると、

畑屋敷 5代安部三四郎 4町7反4畝19歩

宿屋敷大石茂右衛門  8町8反4畝16歩

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大石家は、東舘白鳥氏の家老を務めた。1590年まで赤生津・東館には、白鳥氏と安部小次郎がいる。1642年はすでに、安部小次郎の次の世代が、一関赤荻へ戻っているころである。赤生津にいる安部家は農家2代目と考えられる。永代与えられた8町は、舘に関連する二人が引き継いだのか?

赤生津の伊達家臣の安部小次郎は、この1代限りで、後は、一関赤荻安部が引き継いだのだろうか?