2023-02-11から1日間の記事一覧
囊塵埃捨録 烈女が淵 白鳥舘の東。山際北上川の岸通りなり。前九年の闘戦に。貞任が一族郎等討死降参して。所所の城柵攻抜れ。此白鳥舘も敗亡す。則任が妻女義を(騙)勇に募て。尊父則任未練を發させじと。三歳になりける女兒を抱て。加美川(今の北上川)…
「仙台叢書第七巻」 「囊塵埃捨録」 「比浦柵迹。都鳥村」 「白鳥舘の領主比與鳥七郎則任を白鳥七郎と云り。則ち家任の舎弟なり。」 「比與鳥柵跡」 「衆人此柵を白鳥舘と云。前九年の合戦に。安倍頼時が。七男比與鳥七郎則任。此柵に楯籠官軍と戦ふ。加藤修…
「新城」は、白鳥舘、照井舘と同じく、天正(1590)の葛西没落まで存在した舘である。この「新城舘」に関する史料はいまのところない。しかし、白鳥マップのなかに、手掛かりがある。 新城公葬地の東の林中に、「白鳥舘阿部家の墓所が約30坪にわたり墓石群が…