赤生津・安部氏の出自を尋ねて

外史による新たな前九年合戦(1051年)伝説発掘と、白鳥舘の安倍頼時七男「比与鳥七郎」。さらに阿弖流為時代にさかのぼり、祖先安倍高丸を追う

2024-09-29から1日間の記事一覧

東街道は、阿弖流為と安倍氏の合戦に官軍が北進した道。街道沿いには、戦死者を弔う十一面観音(阿弖流為)、八幡神社(義家)が並ぶ

モレが住む生母の西舘観音には、慈覚大師の十一面観音

羽田町羽黒山の塚は、阿弖流為・モレ(9世紀)と貞任(11世紀)の戦地跡。塚を掘り起こすと血の雨の伝説

土師器出土の時代は安倍氏の11世紀の時代である。

羽田町羽黒山「米ヶ滝」は貞任が「米の滝」を演出し、義家と戦った場所

羽田村志資料220 鍋ヶ淵 附 米ヶ瀧 鍋ヶ淵は小田代川の一淵にして字鶯澤鍋ヶ淵にあり傳へ曰く昔源義家羽黒山に陣せる安倍貞任を攻めし時貞任羽黒山の陣の要害なるを示さんとして白米を崕(崖)に流して大瀧の懸(かか)れる如くす義家北鵜木八幡社の辺に對(…

羽田町「北鵜木舘」は、安倍貞任が姉体村で義家と対戦した時の砦か

羽田村志資料上巻 159P 北鵜木無名城址 壘(塁)内蝦夷系の土器石器土師土師器等多くの存せり本城址特に当地方に於ける蝦夷征伐史上重要なる材料なれば永久保存の必要あり。 塁とは土を積み重ねてつくった構築物 姉体の歴史206 八幡神社 源義家公が賊党安倍…