カトリック水沢教会担当司祭 高橋昌先生】
殉教者は、人々への愛のため、いのちをささげましたキリシタン時代には「愛」ということばを使わないで「お大切」といいました。
イエスの山上の説教の「八つの幸い」には、「義のために迫害される人々は、幸いである。天の国はその人たちのものである」。
コリントの信徒への第一の手紙では、「愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義をよろこばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える」と、「殉教者に通ずるそのこころ」を強調しました。
藤沢町の殉死した場所には十字の墓石