~赤生津七軒の農村文化のあかし~
赤生津神楽目録(山ノ神屋敷所蔵)
萩荘村、胆沢狼ヶ志田(おえなしだ)通じて、明治37年、赤生津に伝わる。台本には43演目あり、「八岐大蛇退治」なども演じた。大蛇の中は籾殻だったという。
鳥舞と八岐大蛇
平泉、小山村を通じて、江戸時代に赤生津に伝えられる。昭和戦前まで月山神社で披露。平屋敷安部家、新地鈴木家、斎田初貝家が指導した。
頌徳碑(しょうとくひ)
赤生津には功績をたたえる碑が二つ
法華経供養塔
天明2年(1782)「大乗妙典日本回国」とある。救いを求めて巡業したあかしと考えられる。
「岩手県南史談会研究紀要51集
生母赤生津の養蚕農家の文化とその歴史的考察」