陸奥国には5人の首長がいて、その中に、阿弖流為、モレ、安倍高丸がいて、いずれも、安倍氏の後継者であると見える。当初は、坂上田村麻呂とともに陸奥を開拓していた。安倍高丸は、開拓者の一人であるが、朝廷側から敵対視され、一方的な鬼あつかいをされている。高丸の住処であり、処刑された達谷窟では、今もなお、悪人扱いされた昔話が残る。いずれも、産金が争いの種である。
あづま海道90P
達谷窟の悪路王は、阿久利王と云われ、その子は、江刺の伝説の勇者「人首丸」である。
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悪路王の弟は、「大武丸」。
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あるいは、大武丸(悪路王)の子を「人首丸」という。
遠野市6P
安倍高丸=大武丸=悪路王=赤頭(アテルイP213)=奥州蝦夷首長
という。
東日流376
荒吐王に五王あり。①安国王、②東日流麻呂、③水嶋足、④阿弖流為、⑤母礼
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安日彦の祖継に恥らぬは「阿弖流為王」